競馬のフォーメーションは、ボックスやながしと並ぶ人気の馬券の買い方の一つです。
しかし、フォーメーションの仕組みや、ボックス・ながしとの違いがよくわからず、どのように活用すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フォーメーションの基本ルールやメリット・デメリット、具体的な組み方について解説します。
さらに、三連複や三連単でのフォーメーションの活用方法や、的中率を上げるための戦略についても詳しく紹介します。
競馬の馬券をより効率的に購入し、的中率を向上させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 競馬のフォーメーションの基本ルールやボックス・ながしとの違い
- 三連複・三連単フォーメーションの具体的な買い方と計算方法
- 的中率を上げるための軸馬の選び方や買い目の絞り方
競馬のフォーメーションをわかりやすく解説

競馬のフォーメーションをわかりやすく解説
フォーメーションとは?基本ルールを知ろう
フォーメーションとは、競馬の馬券購入方法の一つで、1着・2着・3着(またはそれに該当する順位)に入る馬をグループ分けし、その組み合わせを自由に選んで購入する方法です。
ボックスやながしとは異なり、選択した馬同士の組み合わせをすべて購入するわけではなく、特定の馬を軸にしながらも柔軟に馬券を組み立てることができます。そのため、的中率と配当のバランスを考えながら、戦略的に購入点数を調整することが可能です。
フォーメーションの基本ルール
フォーメーションを活用するためには、以下のルールを理解しておくことが重要です。
-
三連複フォーメーション
3頭の馬の組み合わせを当てる馬券で、1頭目・2頭目・3頭目としてそれぞれ選んだ馬が3着以内に入れば的中します。着順は問われないため、三連単よりも難易度は低くなります。 -
三連単フォーメーション
1着・2着・3着の着順を正確に当てる馬券です。特に、1着・2着・3着候補のグループ分けが重要になり、組み合わせによって点数を絞ることができます。 -
購入点数の計算方法
フォーメーションでは、選択した馬の組み合わせ数に応じて購入点数が決まります。例えば、三連複で「1頭目1頭・2頭目2頭・3頭目3頭」と設定した場合、以下の計算で組み合わせ数を求められます。(2頭 × 3頭) ÷ 1 = 6点
三連単の場合は、1着・2着・3着の順番が決まっているため、より多くの点数が必要になります。
フォーメーションは、軸となる馬を決めながらも柔軟な買い目を設定できるため、狙った馬が好走する可能性が高い場合に有効な買い方です。
ボックスやながしとの違いを比較
競馬の馬券購入方法には「フォーメーション」「ボックス」「ながし」の3つの方法があります。それぞれの違いを理解することで、自分の予想や戦略に合った買い方を選ぶことができます。
それぞれの特徴
買い方 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ボックス | 選んだ馬すべての組み合わせを購入する | 的中率が高い | 買い目が多くなりがち |
ながし | 軸馬を1頭または2頭決め、それと組み合わせる馬を選ぶ | 買い目を絞りつつ幅広くカバーできる | 軸馬が3着以内に入らないと不的中 |
フォーメーション | 1着・2着・3着(またはそれに該当する順位)の馬を自由に組み合わせる | 買い目を調整できるため効率的 | 組み合わせを考えるのに時間がかかる |
ボックスとながしとの具体的な違い
-
ボックスはすべての組み合わせを買う方法
例えば、5頭のボックスで三連複を購入すると、10通りの買い目が発生します。選んだ馬がすべて3着以内に入れば、どの順番でも的中するため、初心者にもわかりやすい買い方です。しかし、点数が多くなりがちで、購入資金が膨らむことがデメリットです。 -
ながしは軸馬を決める方法
軸となる馬を1頭または2頭決め、それ以外の馬との組み合わせを買う方法です。例えば、三連複の「1頭軸ながし」では、軸馬が3着以内に入ることが前提になります。軸馬を固定することで買い目を減らし、資金を節約できるのが特徴です。 -
フォーメーションは柔軟に組み合わせられる
フォーメーションは、ボックスのようにすべての組み合わせを買うわけではなく、ながしのように軸馬を決めるものの、2着・3着の馬を細かく選択できます。そのため、買い目を減らしながら、的中する可能性を最大化することが可能です。
フォーメーションを使うメリット・デメリット
フォーメーションは、競馬の馬券購入方法の中でも非常に柔軟な買い方ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。ここでは、その特徴を詳しく解説します。
フォーメーションのメリット
-
買い目を絞れる
ボックスと違い、すべての組み合わせを買うわけではないため、点数を抑えることができます。例えば、7頭ボックスの三連複では35点必要ですが、フォーメーションを使うことで15点以下に抑えることも可能です。 -
配当効率が良い
軸馬を決めて買い目を絞ることで、人気の組み合わせを避けて、高配当を狙いやすくなります。特に三連単フォーメーションでは、狙った馬の着順を明確に設定できるため、配当面でのメリットが大きくなります。 -
柔軟な組み合わせが可能
例えば、1着候補は1頭、2着候補は2頭、3着候補は5頭といったように、レースごとに適した買い方を設定できる点が魅力です。
フォーメーションのデメリット
-
買い方が複雑になりやすい
ボックスやながしに比べて、購入時にどの馬をどの順位に入れるかを細かく考えなければなりません。そのため、初心者にはややハードルが高い方法といえます。 -
軸馬が外れると不的中
ながしと同様、選んだ軸馬が3着以内に入らなかった場合は、どれだけ良い予想をしていても馬券が的中しません。特に三連単では、1着の馬を間違えるとすべて不的中になってしまいます。 -
点数が増えすぎることもある
フォーメーションは買い目を絞れる方法ですが、軸馬や組み合わせを増やしすぎると、結果的にボックスと同じくらいの点数になってしまうことがあります。そのため、点数管理が重要です。
フォーメーションは、戦略的に馬券を組み立てられる優れた方法ですが、しっかりと軸馬を見極め、的中率と配当のバランスを取ることが成功の鍵となります。
競馬のフォーメーションの種類と特徴

競馬のフォーメーションの種類と特徴
三連複フォーメーションの仕組みと買い方
三連複フォーメーションは、競馬の馬券の買い方の一つで、1着から3着までに入る3頭を順不同で当てる方法です。通常の三連複ボックスに比べて、買い目を絞りながらも幅広く予想を展開できるため、効率的な購入が可能になります。
三連複フォーメーションの仕組み
三連複フォーメーションでは、出走馬を以下の3つのグループに分けます。
- 1頭目(軸馬) … 必ず3着以内に入ると考える馬
- 2頭目(相手候補) … 軸馬とともに上位に入る可能性が高い馬
- 3頭目(ヒモ馬) … 3着以内に入る可能性がある馬
選択した馬の組み合わせすべてを購入するボックスとは異なり、「この馬は必ず来る」「この馬は候補の中の一部」というように優先度をつけながら購入できるのが特徴です。
三連複フォーメーションの買い方
例えば、以下のように選択した場合の買い目を考えてみましょう。
1頭目:1番
2頭目:2番、3番
3頭目:2番、3番、4番、5番
この場合、組み合わせは以下のようになります。
- 1 – 2 – 3
- 1 – 2 – 4
- 1 – 2 – 5
- 1 – 3 – 4
- 1 – 3 – 5
合計で5点の買い目となります。
この方法を使えば、狙いの馬を固定しつつ、相手候補を柔軟に選択できるため、ボックスよりも点数を減らしながら高い的中率を狙うことが可能です。
三連単フォーメーションの基本と活用方法
三連単フォーメーションは、1着・2着・3着の順番まで的中させる馬券の買い方です。三連複よりも難易度が高いですが、その分的中時の配当も大きくなります。予想の精度が高い場合に有効な買い方です。
三連単フォーメーションの基本
三連単フォーメーションでは、以下の3つのグループを設定します。
- 1着馬(軸馬) … 勝つ可能性が最も高い馬
- 2着馬(相手候補) … 1着には届かないが上位に入る可能性が高い馬
- 3着馬(ヒモ馬) … 3着以内に食い込む可能性のある馬
この組み合わせを自由に設定することで、購入点数を減らしつつ、より確実な買い方が可能になります。
三連単フォーメーションの活用方法
例えば、以下のように選択した場合の買い目を考えてみましょう。
1着:1番
2着:2番、3番
3着:2番、3番、4番、5番
この場合、組み合わせは以下のようになります。
- 1 → 2 → 3
- 1 → 2 → 4
- 1 → 2 → 5
- 1 → 3 → 2
- 1 → 3 → 4
- 1 → 3 → 5
合計6点の買い目となります。
また、1着に2頭以上を設定することで、一騎打ちのような展開も想定できます。例えば、以下のような場合です。
1着:1番、2番
2着:3番、4番
3着:3番、4番、5番、6番
この場合の買い目は12点となり、単純にボックスで購入するよりも点数を抑えながら、高配当を狙うことができます。
三連単フォーメーションは、予想がある程度固まっている場合に有効で、少ない点数で高額配当を狙いたいときに最適な買い方といえます。
どんなレースでフォーメーションが有効?
フォーメーションは、すべてのレースで有効とは限りません。特に、馬の力関係がはっきりしているレースや、少数精鋭のレースに適しています。ここでは、フォーメーションが有効なケースを紹介します。
1. 軸馬が明確なレース
「この馬は絶対に3着以内に入る」と確信できる場合、フォーメーションは特に効果的です。
例えば、過去の成績が安定している馬や、出走メンバーの中で抜けた実力を持っている馬がいるレースでは、軸馬を決めやすくなります。
三連複なら「1頭目固定」、三連単なら「1着固定」など、買い方を工夫することで点数を抑えながら的中率を高めることが可能です。
2. 上位争いが接戦のレース
軸馬が決めづらい場合でも、フォーメーションを活用すれば効率的な買い方ができます。
例えば、「1着候補が2~3頭いるが、どの馬が勝つかは微妙」といったレースでは、1着馬を2頭以上設定することで、的中の可能性を広げられます。
このようなレースでは、三連単フォーメーションで「1着2頭固定」「2着3頭」「3着5頭」などの形を取ると、点数を抑えながらも高配当を狙うことができます。
3. 人気薄の馬が絡む可能性があるレース
大波乱が期待できるレースでは、フォーメーションの強みが活かせます。
例えば、下記のような状況では、人気薄の馬を3着に入れることで、高配当を狙うことが可能です。
- 天候や馬場状態が悪く、波乱が起こりやすい
- 逃げ馬が多く、ペースが崩れる可能性がある
- 若い馬や条件戦で、能力差が不明瞭
このような場合、三連複フォーメーションで「1頭目:実力馬」「2頭目:安定勢力」「3頭目:穴馬を含む」といった買い方をすれば、高額配当を狙いやすくなります。
フォーメーションは、レースの展開や馬の能力をしっかりと分析し、最適な組み合わせを選ぶことで、的中率と回収率のバランスを取ることができる馬券の買い方です。
フォーメーションの買い方と点数計算

フォーメーションの買い方と点数計算
三連複フォーメーションの点数計算法
三連複フォーメーションの点数を正しく計算することで、無駄な買い目を減らしつつ、的中の可能性を高めることができます。ここでは、計算方法と点数を抑えるコツを解説します。
三連複フォーメーションの基本的な計算式
三連複フォーメーションは、以下の計算式で点数を求めます。
(2頭目の頭数 × 3頭目の頭数) ÷ 1
ただし、2頭目と3頭目の馬が重複している場合は、以下の計算式を使います。
(3頭目の頭数 – 1) + (3頭目の頭数 – 2) + …(3頭目の頭数 – n)(n=2頭目の馬の頭数)
点数の具体例
例えば、以下のようにフォーメーションを組んだ場合を考えます。
1頭目(軸馬):1番
2頭目(相手候補):2番、3番
3頭目(ヒモ馬):2番、3番、4番、5番
この場合、2頭目に選んだ2頭(2番・3番)が、3頭目にも含まれています。
計算は以下のようになります。
(4 – 1)+(4 – 2)= 5点
したがって、この組み合わせで購入する場合、5点分の馬券を買うことになります。
計算を簡単にする方法
フォーメーションの点数計算は複雑になりがちですが、以下の方法を活用するとスムーズに計算できます。
- JRAの「フォーメーション組み合わせ数計算ページ」を活用する
- 競馬ソフトやアプリで計算する
- ボックス買いの点数から不要な組み合わせを引く
点数の管理をしっかり行うことで、効率よく三連複フォーメーションを活用できます。
三連単フォーメーションの計算とコツ
三連単フォーメーションは、1着・2着・3着の順番を正しく予想しなければならないため、計算がやや複雑になります。ここでは、基本的な計算方法と点数を抑えるコツを紹介します。
三連単フォーメーションの点数計算式
三連単フォーメーションの点数は、以下の計算式で求められます。
1着の頭数 × 2着の頭数 × 3着の頭数
ただし、2着や3着に同じ馬が含まれる場合は、重複する組み合わせを除外しなければなりません。
点数の具体例
例えば、以下のようなフォーメーションを組んだとします。
1着:1番
2着:2番、3番
3着:2番、3番、4番、5番
この場合の計算方法は、以下の通りです。
1 × 2 × 4 = 8点
1着が1頭の場合、点数は比較的少なくなりますが、1着に2頭以上を選ぶと点数が増えていきます。
例えば、1着を2頭にした場合、
2 × 2 × 4 = 16点
このように、1着の頭数が増えると点数が一気に増えるため、注意が必要です。
点数を抑えるコツ
三連単フォーメーションで無駄な買い目を増やさずに済むコツを紹介します。
-
1着の頭数を増やしすぎない
- 三連単は、1着を正しく当てないと的中しません。確実に勝てる馬を絞ることが重要です。
-
2着と3着の馬を分ける
- 2着になりやすい馬と3着に入りそうな馬を分けることで、余計な点数を省けます。
-
出走馬が少ないレースを狙う
- 出走頭数が少ないと、組み合わせが限られるため、無駄な点数を減らせます。
三連単フォーメーションは高配当を狙える馬券ですが、点数管理をしっかり行い、バランスよく購入することが大切です。
点数を抑えながら的中率を上げる工夫
フォーメーションは、買い目を柔軟に調整できる買い方ですが、選び方を間違えると無駄な点数が増えてしまいます。ここでは、点数を抑えつつ、的中率を上げるための工夫を解説します。
1. 軸馬をしっかり選ぶ
点数を減らすためには、「必ず3着以内に入る馬」を明確にすることが最重要です。
- 過去の成績が安定している馬
- 距離やコース適性が高い馬
- 騎手や厩舎の信頼性がある馬
これらの要素を考慮し、軸馬を決めることで、無駄な組み合わせを減らすことができます。
2. 不要な組み合わせを減らす
フォーメーションは、自由に組み合わせを選べるメリットがありますが、すべての馬を均等に買ってしまうと点数が増えてしまいます。
そこで、以下のような工夫をすると、買い目を絞ることができます。
- 「1着固定」や「1頭目固定」で軸を決める
- 2着・3着候補の馬を分けて考える
- 人気馬ばかりを選ばず、穴馬を上手く絡める
例えば、三連複フォーメーションで「1頭目1頭・2頭目2頭・3頭目5頭」と設定する場合、3頭目の馬が多すぎると、点数が膨らんでしまいます。こういった場合は、能力的に厳しそうな馬を減らすことが重要です。
3. 配当と的中率のバランスを考える
点数を減らすことに意識が向きすぎると、的中率が下がってしまう可能性があります。
そこで、以下の点を意識しましょう。
- 資金に応じた点数で購入する
- 配当が期待できる組み合わせを選ぶ
- オッズを見て、妙味のある馬券を狙う
例えば、三連単で「1着1頭・2着3頭・3着6頭」の場合、点数は18点になりますが、人気馬だけを選んでしまうと、的中してもリターンが少なくなることがあります。
一方で、人気薄の馬を3着に入れるだけで、高配当を狙える可能性があるため、オッズを確認しながら、バランスよく組み合わせを考えることが大切です。
点数を抑えながら的中率を上げるには、「軸馬の選定」「不要な組み合わせの排除」「配当のバランス」の3つを意識することが重要です。
フォーメーションを活用し、効率的に馬券を組み立てることで、無駄な出費を抑えつつ、勝率を高めることができます。
競馬のフォーメーションで勝率を上げるコツ

競馬のフォーメーションで勝率を上げるコツ
予想のポイントと軸馬の選び方
競馬の馬券で的中率を上げるためには、予想の精度を高めることが重要です。特に、フォーメーションを活用する場合、軸馬の選定が結果を大きく左右します。ここでは、予想のポイントと軸馬の選び方を詳しく解説します。
予想のポイント
競馬の予想では、以下の要素を総合的に判断することが大切です。
-
過去の成績(戦績)
- 過去のレース結果を確認し、安定した成績を残している馬をチェックします。
- 近3走で3着以内の回数が多い馬は信頼度が高いといえます。
-
馬場状態
- 馬場のコンディション(良・稍重・重・不良)によって、得意な馬と不得意な馬がいます。
- 特に、雨が降ると力のいる馬場になり、実力通りの結果になりにくくなるため注意が必要です。
-
距離適性
- 短距離(1200m)向きの馬と長距離(2400m以上)向きの馬では適性が異なります。
- これまでの出走距離と結果を確認し、その馬が得意とする条件かどうかを見極めることが重要です。
-
騎手と厩舎の信頼度
- 実績のある騎手や、特定の競馬場や距離に強い厩舎の馬は信頼度が高くなります。
- 過去にそのレースで好成績を残している騎手が騎乗している場合は注目です。
軸馬の選び方
フォーメーションを組む際、最も重要なのが軸馬の選定です。軸馬は必ず馬券に絡むことが求められるため、慎重に選ぶ必要があります。
軸馬を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
-
安定した成績を残している馬
- 過去のレースで安定して3着以内に入っている馬を選ぶと、的中率が向上します。
-
得意条件が揃っている馬
- 距離、馬場、競馬場などの条件がその馬に合っているかを確認することが重要です。
-
展開に左右されにくい馬
- 逃げ馬や追い込み馬は展開に大きく影響されるため、先行馬や差し馬の方が軸馬として安定しやすいです。
軸馬がしっかりと走ることで、フォーメーションの的中率を大きく向上させることができます。
フォーメーションの組み方の具体例
フォーメーションを活用することで、買い目を絞りつつ的中率を高めることが可能です。ここでは、具体的なフォーメーションの組み方を紹介します。
三連複フォーメーションの例
三連複フォーメーションでは、1着~3着に入る3頭を順不同で当てます。
例えば、以下のように馬を選択したとします。
1頭目(軸馬):1番
2頭目(相手馬):2番、3番、4番
3頭目(ヒモ馬):2番、3番、4番、5番、6番
この場合、買い目は以下のようになります。
買い目 |
---|
1 – 2 – 3 |
1 – 2 – 4 |
1 – 2 – 5 |
1 – 2 – 6 |
1 – 3 – 4 |
1 – 3 – 5 |
1 – 3 – 6 |
1 – 4 – 5 |
1 – 4 – 6 |
この組み方なら、軸馬を1頭に固定しながら、相手馬とヒモ馬の選択肢を広げることができます。
三連単フォーメーションの例
三連単フォーメーションでは、1着・2着・3着の順番を的中させる必要があります。
例えば、以下のようなフォーメーションを組んだ場合を考えます。
1着:1番
2着:2番、3番
3着:2番、3番、4番、5番
買い目は以下のようになります。
買い目 |
---|
1 → 2 → 3 |
1 → 2 → 4 |
1 → 2 → 5 |
1 → 3 → 2 |
1 → 3 → 4 |
1 → 3 → 5 |
三連単の場合、着順が決まっているため、より慎重に予想することが求められます。
フォーメーションの組み方次第で、的中率と配当のバランスを調整できるため、レースの展開をしっかりと考えて組むことが重要です。
買い目を絞るための注意点と戦略
フォーメーションを活用することで、買い目を適切に絞ることができます。しかし、無駄な買い目を増やさないためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
買い目を絞る際の注意点
-
軸馬を明確にする
- 軸馬が不安定だと、的中率が下がるため、安定した実績のある馬を選ぶことが重要です。
-
2着・3着馬を増やしすぎない
- 多くの馬を選びすぎると、買い目が増えすぎてしまいます。適度に絞ることが大切です。
-
人気馬ばかりで組まない
- 人気馬だけを選んでしまうと、配当が低くなるため、穴馬を適度に加えると効果的です。
効率的な買い目の絞り方
方法 | 内容 |
---|---|
1着固定 | 1着を1頭に固定し、2着・3着を広げる |
2着固定 | 2着を1頭に固定し、1着・3着を広げる |
ヒモ馬を厳選 | 3着候補を減らし、無駄な買い目を削る |
例えば、以下のようにフォーメーションを組めば、買い目を減らしつつ的中率を上げられます。
三連複の例(軸1頭)
- 1頭目(軸馬):1番
- 2頭目(相手馬):2番、3番
- 3頭目(ヒモ馬):4番、5番
この場合、買い目は3点となり、無駄な点数を増やさずに済みます。
フォーメーションは、的中率と回収率のバランスを考えながら買い目を組むことが重要です。適切な戦略を立てて、効率的に馬券を購入しましょう。
まとめ

まとめ
競馬のフォーメーションは、ボックスやながしと異なり、柔軟に組み合わせを調整できる馬券の買い方です。
三連複フォーメーションは、着順を問わず3着以内に入る馬を当てる方法で、買い目を絞りつつ的中率を高められます。
三連単フォーメーションは、1着・2着・3着の順番を予想する方法で、リスクは高いものの、高配当が期待できます。
メリットとしては、不要な組み合わせを省き、購入点数を抑えつつ効率よく馬券を組める点が挙げられます。
一方で、組み方が複雑になりやすいため、的中率を上げるには軸馬の選定が重要です。
予想の精度を高め、フォーメーションを活用することで、より戦略的に競馬を楽しむことができるでしょう。